研修会

第７８回研修会は　平成３０年１１月２９日（木）に　会員３３名が参加して笠間市の筑波海軍航空隊、春風萬里荘、稲田石切山脈と　水戸市の内原郷土史義勇軍資料館を見学、稲田禅房西念寺を参拝しました。出発時は　前夜の雨のあとの曇り空で天候が心配されましたが　出発後に徐々に天候が回復し小春日和での研修会になりました。最初の見学先に向かう常磐道、北関東道ともに渋滞もなく順調に進行し計画より１０分早く　９時前に最初の見学先である　笠間市（旧友部町）の筑波海軍航空隊記念館に到着しました。
見学施設
（１）筑波海軍航空隊記念館（約９０分滞在しました）
・予定より１０分早く、笠間市にある筑波海軍航空隊記念館に到着し見学しました。　筑波海軍航空隊記念館は　２０１３年に公開された映画「永遠の０」のロケ地として使用されました。
・最初に記念館入口前で集合写真を撮影しました。
・記念館職員の案内で　司令室、他を見学しました。
・次にビデオで　説明を　受けた後各自で館内を見学しました。館内には　ゼロ戦（零式艦上戦闘機）の後部胴体の現物や　練習機のフレーム、航空機のエンジンなどが点在されていました。
・筑波海軍航空隊は　当初訓練のために設立されましたが　最後は　特攻隊隊員の訓練の為の部隊になったとのことでした。
・現存する国内最大級の戦争遺構であり貴重な展示品があり、当時の隊員たちの生き様やエピソードに触れることができました。
・予定時刻に　筑波海軍航空隊を出発しました。
（２）春風萬里荘（約５０分滞在しました）
・春風萬里荘は　笠間「芸術の村」の中にあります。
・予定より１５分早く到着した笠間日動美術　館分館である春風萬里荘を見学しました。
　春風萬里荘は　北大路魯山人が昭和４０年に北鎌倉から移築した茅葺屋根の建物です。
・屋外の庭園は　紅葉がとてもきれいでした。池、長屋門、他が有り、散策を楽しめました。
・屋内は、入り口にある三和土（たたき）の土間の左手にある　欅の木目が見える「木煉瓦」を敷き詰めた洋間が
　ありました。この洋間は　本来は　馬屋だったそうです。自然石を積み上げた暖炉、丸い石造りの浴槽のある
　浴室などが有り往時がしのばれました。
・ほぼ計画通りの時刻に　春風萬里荘を出発しました。
（３）西念寺（稲田禅房）（約４０分滞在しました）
・昼食後、予定より３０分早く西念寺に到着し参拝しました。
・境内にある世界的珍種の御葉つき銀杏は　残念ながら　見ることは出来ませんでした。（完全に落葉しておりわずかな落ち葉があるだけでした。）
・境内には　本堂の他、鐘撞き堂、六角堂、太子堂などが有りました。
・当初計画より　約３０分早く西念寺を出発しました。（４）稲田石切山脈（約４０分滞在しました）
・次に稲田石（御影石）の採石場である㈱想石（そうせき）の石切山脈を見学しました。石切山脈には、予定より２５分早く到着しました。
・㈱想石の社員から　石切山脈について説明を受けました。
・採石の跡が絶壁になっており壮観でした。絶壁になっている採石場（前山）は　今現在は採石していないとのことでした。砕石の跡に水が溜まっており水を抜いた後（来春の見込み）に採石を再開するとのことでした。
・現在、採石は　奥山と呼ばれる前山の上に見える場所で行っているとのことでした。
・各種のモニュメントが有展示されていました。
・当初計画より　約１５分早く　石切山脈を出発しました。
（５）水戸市内原郷土史資料館（約６０分滞在しました。）
・予定より１５分早く、資料館に到着しました。
・資料館は　今夏の猛暑で　エアコンが故障したため修理しており　資料館内のスペースが使用できず　隣接する図書館の会議室で　ボランティアガイドさんから説明を受けました。
・満蒙開拓青少年義勇軍の往時の居住建屋である日輪舎の復元建屋内を見学しました。日輪舎は約６０畳の床面積で　約６０名が　寝泊まりしたとのことでした。
・その後　資料館に入り展示品を見学しました。
・予定より約１０分遅れで　内原郷土史資料館を出発し帰路につきました。
快適なバス旅行を楽しみ、ほぼ予定の時刻に帰着しました。