2019年　デジカメ写真展

本年も恒例となりました支部同好会3グループ合同のデジカメ写真展を開催しました。
参加グループは「デジカメクラブ」、「写真五七五」、「野鳥・自然観察」の各グループで、いずれもデジタルカメラを活用した多彩な写真の楽しみ方を追い求めている仲間です。回を重ねるごとに写真技術や俳句作品が向上し、手ごたえを感じています。
また、毎年の開催を楽しみに来ていただいている常連さんや、開催期間中に何度も足を運んでくださる熱心なファンも増えて、心温まるコメントやアドバイスをいただきながら回を重ねてまいりました。

今年も多賀市民プラザ（大久保交流センター）で開催し、期間中およそ600名の皆様にご来場いただきました。

「デジカメクラブ」

デジカメクラブのコーナーには出展者20名で額装したA3ノビサイズの写真55点が出展されました。
桜の春から紅葉など秋の風景、花のクローズアップ写真、海外旅行先で撮った雄大な山岳シーンや世界遺産の遺跡など、多彩な作品が揃い、ご来場者と出展者との間で、構図や露出など撮影のテクニックについて多数の意見交換が行われました。
特に相馬野馬追甲冑競馬の迫力シーンや各地の紅葉の競作などが目を引いていました。

「写真五七五グループ」

写真五七五は写真に俳句または川柳を書き込み、両者が一体となって情景や心象を表現するもので、A4サイズで出展者15名の作品47点に、吟行と題詠を加え、合計70点が展示されました。
特に季節の花々や風景、各地で繰り広げられる風物や風景、さらに水戸逆川緑地公園の吟行や、課題写真に句を付ける題詠などでは、詠んだ人の感性の違いが見え、立ち止まって見比べる方も多かったようです。

「野鳥?自然観察グループ」

野鳥?自然観察グループのコーナーには出展者11名による小鳥たちの鮮明なA4サイズ写真108点が展示されました。身近な小鳥に加え、沖縄から北海道までの各地を巡り一瞬の表情をとらえた作品は来場者の目を引き付けていたようです。
また展示の多くは庭先や田園、散歩の途中でなじみの小鳥たちが写っており、目にする機会も多いだけに話題がいつまでも尽きず、出展者による鳥の特徴や習性などの解説も相まって人気となっていました。

2019年 デジカメ写真展

2019年　デジカメ写真展