｢野鳥･自然観察グループ｣月例探鳥会を、1月21日 9:30～12:15 ひたちなか市ひたち海浜公園で実施した。参加者は11名、探鳥成果は28種であった。
新年に入り半月が過ぎた真冬のさなかにもかかわらず、3月初旬並みの暖かい気候の下で、ひたち海浜公園西口門広場に集合し探鳥会を開始した。通常、探鳥会開始時刻は9:00であるが、公園の開門時刻にあわせ9:30～探鳥を開始した。野鳥の朝餉時刻を過ぎてしまっているためか、観測できた野鳥の数は少なく物足りなさを感じた。探鳥ルートは、西口から左側のひたちなか自然の森を抜け、みはらしの丘に突き当たり、右折して記念の森レストハウスにある野鳥水飲み場を経て、西池を東回りに迂回して西口に戻るルートであった。
今回は、西池で水辺の鳥であるオカヨシガモ、カイツブリ、オオバンが観察できた。ひたちなか自然の森やスイセン畑などの平地では、コゲラ、アカゲラ、エナガ、メジロ、シメ、シジュウカラ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ビンズイ、タヒバリ、ホオジロなどが観察できた。また、園内には春を告げる紅梅や蠟梅が咲きだしており、我々の目を楽しませてくれた。
残念なことに、自然の森の中を、数匹の飼い犬を連れて散歩をしている人がおり、時折その犬が吠えるため、野鳥が飛び立ち逃げる光景が見られた。犬を連れた公園内の散歩は、許可されていることではあるが、野鳥観察に対しては不具合な面があるので、共生の在り方に一考ありと感じた。
次回は、来月2月17日(月)9時00分から、涸沼で探鳥会を開催します。多数のご参加をお待ちしております。
