｢野鳥･自然観察グループ｣月例探鳥会を、6月15日(月) 8:00～11:00 大子町袋田滝川周辺で実施した。参加者は13名、探鳥成果は22種であった。
新型コロナ感染防止のため4,5月の例会を中止したので、今回は３ヶ月ぶりの開催となり、参加者全員が久しぶりの再会を楽しみながら探鳥を行った。今年もすでに梅雨に入っており、前夜は激しい雨が降ったが、早朝より見事に晴れ渡り、まさに梅雨の中休みの快晴に恵まれた。しかし、急激な気温上昇が野鳥の行動に大きく影響を与えた様に思えた。7:00頃には集合場所駐車場近くの山林では、野鳥のさえずりがうるさいほど聴こえていたが、探鳥開始時刻8:00を過ぎたころには、パッタリと鳴き声が聴こえなくなり、野鳥の姿を探すことがかなり難しい状況となっていた。探鳥ルートは、農家レストラン｢みらんど袋田｣駐車場から、国道461号に出て袋田温泉｢思い出浪漫館｣の横を通り400mほど下って、鮮魚店｢魚清｣手前の橋を渡り、滝川の対岸の道路に出た。そこから上流に向かって2kmほど探鳥しながら歩き、瀧味の宿｢豊年万作｣手前の橋を渡り｢みらんど袋田｣駐車場に戻った。
今回は、雨後の急激な気温上昇と高温のため、野鳥の活動が不活発であったので、観察できた数は少なめであった。その中で、上昇気流に乗ったタカ科のハチクマ、トビ、ノスリが観察できたのは収穫であった。また、初夏の昆虫や鮮やかな花を咲かせた草花が目を楽しませてくれた。
次回は、来月7月20日(月)7時00分から、久慈川粟原周辺において探鳥会を開催します。多数のご参加をお待ちしております。
